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やっとオルガン仮動開始

譜面台ができました! というメールが来ました。


7/20の写真を見るとおわかりのとおり,現状,譜面台の位置が超高くてすごく使いにくいのです。これでも一応「お琴用の低い譜面台」を使っているのですが,これでも高すぎる。

でもこれより低いのを探すと,今度はいきなりテーブルや床の上に直接置く「卓上譜面台」になってしまい,今度はキーボードに隠れてしまうのです。

そこでネットで探したところ,アトリエモリさんというところが,

http://homepage2.nifty.com/lereve/orfeu.htm

こういう譜面台を作っていて,高さなどは特注も可能だというので,3段鍵盤のすぐ上に譜面が来るように足の長さを調節してもらい,ついでに,譜面台も横に6cm長い別のパーツを使った物をお願いしていたのです。標準品より7000円高くなりましたが,まあ,特注費用としてはこんなものかなと思いまして。

ひと月ほどまえに頼んでいたのですが,ようやくできあがってきたようです。しかも,できた製品の写真をわざわざ撮影してくれました。

http://homepage2.nifty.com/lereve/music8/olfeu.html

こちらのオリジナル

http://homepage2.nifty.com/lereve/music5/orfeu04x.jpg

に比べると,足が長くて,譜面台が少し横に広いのがわかります。到着が楽しみです。

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8/1にUSBオーディオがasio4allでうまく動かない話をしました。
しかたなく,音質的には明らかに望ましくないマザーオンボードのサウンドを使いつつ,asio4allでの動作を試みました。
こちらは一応動いたのですが,レイテンシが聴感上はもうひとつ改善されない感じなのと,弱い音のストップの音がちゃんと聞こえるようにボリュームを上げるとノイズがとても大きく,これはやはりダメだ,という結論になったのです。

それで,ノイズの少ないまともなオーディオインターフェイスを物色。安い(1-2万円の)USBインターフェイスはUSB 1.1対応で,速度が12Mbpsしかない。まあ44.1kHzステレオ音声は1.4Mbpsなので,1ストリームの再生専用ならこれでも大丈夫な気もするが,Behringerという会社がFCA202という1394のサウンドボックスを実売1万3000円で売っていたので,こっちを購入した。1394やUSB 2.0対応のボックスは3万円台以上からのが多いなか,珍しい安さだ。MIDI I/Fがないのと,オーディオ出力が少ないためのようだが,どうせオルガンの再生用だし,MIDI I/Fは持ってるからいらない。必要十分でぐんと低価格だからお買い得と思ったわけだ。

この製品自体は問題なく動作した。Windwos上でオーディオ再生にも使えるし,ASIO対応のソフトでASIO出力も問題なくできる。

のだが,なぜかHauptwerk2が動いてくれないのだ。Direct Sound経由なら動くのだが,これだとレイテンシが多い。ASIOにすると,起動時にハングアップする。

そこで,抜け道を考えた。Hauptwerk2はVSTiとしても動くので,適当なVSTホストを動かして(オーディオ出力をASIOにして),Hauptwerk2をVSTプラグインとして動かす,というものだ。

だが,これもどうも動作が怪しい。しばしばハングアップするし,動いても正体不明の大きなノイズが乗る。VSTホストプログラムを3種類試したが,どれもたいていロードに失敗する。他のプラグインはちゃんとFCA202のASIOドライバ経由でちゃんと音が出ているのに。

困り果てて,Hauptwerk社のサイトのForumに問題を書き込むと,さっそく開発者からリプライあり。動作ログを送ってくれというので送ったところ「このドライバはレイテンシの値を正しく返していない。0msと返している(0msはありえない)。でもまあ,次回のリビジョンアップのときには,こういうドライバでも動くように修正しておくよ」というメッセージが帰ってきた。また「指摘いただいたVSTホストを試してみた。確かに動かないが,これはホストプログラムがレイテンシに0msを返すためだ。使うならSteinbergのV-Trackが安くて確実に動くからおすすめ」だという。

でも,3種類のホストがどれも動かないというのは,どうも,ホスト単体の問題ではなく,ホストの出力先であるFCA202のASIOドライバの仕様が,Hauptwerkと何かしら相性が悪いような気がしないでもない。V-Trackはオンラインで買えるが数千円するし,動かなかったら悲しいし,どうしてもVSTが使いたいわけではない。そんなお金を出すならむしろ,スタンドアロンのHauptwerkがちゃんとASIOで出力できるようなサウンドインターフェイスを用意したほうがラクだ。

というわけで,Forumのみなさんの書き込みを見たうえ,日本では比較的安価なEmu 0404をゲット。実質9000円。
実は多くのユーザーがPCIカードのサウンドインターフェイスを使っている。PCIカードはノイズが多そうなPCの内部にあるし,PCIカードへの電源供給とかいかにも質が悪そうな気がして敬遠していたのだが,これほど多くの人が使っているのならとんでもなく悪くはないのだろう,というのと,いずれFCA202で動くようになれば乗り換えよう,というつもりである。

昨日カードをセットアップしたところ,さすが,今度はばっちり動きましたよ。デフォルトではやけにレイテンシがあったが,設定を見たら50msになっていたので,2msに下げたら抜群によくなりました。ただ2msだとたまにノイズが入るので,まあ,実用上気にならないくらいでもう少しレイテンシ上げようとは思っています。

というわけで,ようやくまあまあ満足できる音で練習ができるようになりました。たぶんCPUパワー的に,現状ではストップをいっぱい使うと音がとぎれると思う(あとでベンチします)ので,週末にはマザーをConroe 2.4GHzに変更します。さらに,今月中にスピーカーを導入すれば,ようやく完全完成となります。ようやく頂上が見えてきました。

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