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http://www3.nhk.or.jp/news/web_tokushu/2014_0502.html 若年女性が半減! と大騒ぎしているこの記事ですが、数字の扱い方、読み方がまったくだめ、おかげで本質が見えない。

このNHKのページを見ると、東京に若年女性が吸い寄せられるために、地方では若年女性が減って地域社会が維持できなくなる、と言っているように見える。東京は保育環境も悪くて子どもを持たない人も多いので、ここにどう手を打つかがポイントだ、と言いたげだ。

でも、下から4つ目のグラフを見ると、東京への若年女性の流入は5年間で10万人。10万人ですよ。日本の女性の数は、国民の半分強だから7000万人くらい、そのうち20-30台の女性は、0歳から100歳まで均等に人がいるとおおざっぱに仮定しても、その2割だから1400万人はくだらないことはすぐわかる。調べたら2009年時点で1606万人だった。東京都の人口は日本の1割だから、1600万人のうち非東京在住者は1440万人。そのうち10万人が東京に移動したからって、地方の若年女性人口が半分になんかなるわけない。そんな理由にもならないデータで、東京がポイントみたいな結論を持ち出すのはでたらめもいいところだ。
(なるほど、継続的に10万人流入したら、2015-2040年では50万人ですね。でもその場合、比較対象の女性は3000万人以上になりますからね)

本当の問題は、国の統計でさえ、2040年にはかなりの数の自治体で若年女性が半分以下になるということ。その理由は、出生数が減り続けること。その要因のほうがはるかに大きいのに、なんか東京を悪者? みたいな話にするのは、すりかえにしか見えない。もちろん、東京の子育て環境の悪さは、待ったなしで改善が必要だけど。

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