サーバマシン更新
電力プランを変更したら、メーターの取り替えが必要となり、その際一度ブレーカーを落とすのですが、サーバが動いているのを失念していて、サーバが動いている状態でブレーカーを落としたところ、サーバの電源が壊れてしまいました。
実は、マシンから高周波できーんという音がしているので、てっきりマザーが壊れてコンデンサが泣いているのだと思い、新しいマザー(785G、LFB付き)を買ってきて、CPU(Athlon BE-2400。デュアルコア2.3GHz/45W)とメモリ(DDR2-800/2GB)を流用したところ、事態にまったく変化なし。これはおかしいと思い、マザーから電源コネクタを抜いてみても、高周波音は出っぱなし。これでようやく電源が壊れていたことに気づきました。マザーは生きてたかもしれないのに……はやとちりでした。
で、またまた買い物へ。個人的にサイズ製品とは相性がいい(クーラーなど)ので、今回初めてサイズ電源「鎌力4」550Wを購入。
電源入れたら……あれ、電源入らない!? いえいえ。あまりに静かなので入っていることがわからなかっただけ。785Gマザーはギガバイトのですが、ノースブリッジファンもないファンレス設計。CPUファンは静かな刀2。これに、ケースファンは12cmの極静音ファンなのですが、温度が低いからか、回転数が350とかになってる。HDDはまだつないでなくて、電源も静かだと、本当に音がしません。
無事ビデオ出力を確認したので、HDD等一式接続。それでも、従来環境に比べ、ノースブリッジファンがないことと、あと、電源自体が静かなんでしょうね(ファンは10cmですが、低負荷時はゆっくり回るんでしょうな)、あきらかに静かになりました。しかも、サーバの筐体は、前面下に電源が来るタイプなのですえが、旧サーバだと、前面パネル(金属製)が電源の熱で触れないくらい熱くなったのに、今回はせいぜいほの暖かいくらい。ワットチェッカーで見ると、マシン全体で51Wしか使ってないので、そもそも電源がそんなに熱を持つはずもないのかもしれない。前の電源の設計がよくなかったんだなきっと。そのメーカーの製品は以前会社でも使っていていろいろトラブルがあった。私には鬼門のようだ。
で、マザー入れ替えとなると、OSの入れ直しがたいへん。特に今回、突然のダウンだったので、mysqlで管理しているWordpressのデータをバックアップしていなかった。で、ひょっとすると同じAMDチップセットだからそのまま動くかも! と思って旧サーバのHDDをつないで起動してみると……なんと、問題なく起動した!? と思ったんですが、しらべてみると、LANが使えない。eth0のデバイスを認識してくれていないようだ。だめじゃーん。でも、それ以外は問題ないようなので、ブラウザに「localhost/phpmyadmin」と入れ、 無事バックアップ取ったうえで、OSを入れ替えました。
LFBのせいなのか、画面描画以外の動作もきびきびとしているように感じます。画面処理とアプリとでメインメモリの取り合いがないから。気のせいかもしれませんが。ともあれ、すごく静かで快適になったのはありがたいです。CPUがちょっとしょぼいので、いずれ45WのPhenom IIでも出たらグレードアップして、メモリも増設しようと思います。
そうそう、最大の問題点が、PS2端子が1個しかないこと。キーボードかマウスしか使えない。別に、USBキーボードやマウスは持っているのですが、地下室のサーバを2Fで操作するためのKVM ExtenderがPS2オンリーの仕様なので、どっちかしか使えないと困るのです…。USBケーブルエクステンダーでキーボード伸ばすかねぇ。美しくないなぁ。
というわけで、土曜から日曜にかけてサーバが落ちていました。アクセスされた方、申し訳ありませんでした。
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11月 30th, 2009 at 12:19 PM
http://buffalo-kokuyo.jp/products/cable/usb/change/au01ps/index.html
これでUSB端子を1個PS2にすればいいのか。そうしよう。