息
今年の秋はいつになく喘息の調子が悪い。これはちょっとつらい、という時には、速攻で苦しさを抑えてくれる吸入薬があるのだが、こいつは心臓に負担がかかるので、あまり頻繁に使わないほうがいいのだが、先週だけで7回ほど使ってしまった(例年は年にせいぜい2、3回。1度も使わないことも多い)。日曜日になってなお悪化する勢いなので、やむなく昨日から呼吸器系が得意な内科医に寄ってから出社している。
点滴、気管支拡張薬2種類、気管支の長期的改善薬1つの効果があって、今朝は久しぶりに朝起きたときに肺から音がせず、息苦しさを感じなかった。息をするのに労力がかかると、気力が格段に衰える。声を出すのがつらいし、何かに集中しようとしても息苦しさが邪魔をする。楽に息ができることがこれほどほっとすること、これほど幸せなことだとは、ふだんはなかなか思い知ることがない。
息に限らず、臓器はみんなそうなのだろうけどね。臓器のナンバーワンといえば、脳か心臓かというところだろうが、それ以外の臓器も、ひとつひとつがオンリーワン。あ、腎臓とかは2個ありますか。不都合を感じないことに、もっと感謝しようと思いました。