アメリカザリガニって食べられるんだ!
http://mainichi.jp/life/today/news/20090728mog00m100027000c.html
オマールエビはエビじゃなくてザリガニだ、って話は有名ですが、
だといって、田んぼの用水路にいるアメリカザリガニを
食べたという話は聞かなかった。どうせ農薬で汚染されてるだろうし、
と思っていたが、最近は食べられるのかぁ。
子供の頃、友人に「ザリガニ釣り」に混ぜてもらったことがあった。どういうものかというと、
まず、手で捕まえられる場所にいるザリガニを捕まえて、殻をむき、中の白い肉(えびそっくり)を、釣り糸の先にくくりつけ、ザリガニがひしめいている池だか川の浅瀬だかに垂らすのだ。ザリガニは、仲間の肉につられて、食べようとしてはさみを振りかざす。しっかりくらいついたところでゆっくり引き上げると、ザリガニが釣れるというわけだ。
しかし、肉が小さいとなかなかザリガニが抱え込んでくれない。結局、1匹分の肉を使って、新しくザリガニを釣り、その肉を使ってまた次のザリガニを釣り……という繰り返しなので、釣っても釣っても手元のザリガニは増えない。これはザリガニを殺戮しているだけじゃないか、と思って、1度2,3匹釣ったあと、いやになってしまった。
記事によると、害獣なので駆除して食べようという話のようだ。当時も害獣という意識はあったように思う。ひょっとしてあのザリガニ釣りは、子供たちが楽しみ(?)ながらザリガニを駆除できるという施策だったのだろうか? 今でもときどき思い出すと少し鬱になる、残酷な遊びであった。