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まぐろ

北大西洋のクロマグロ全面禁輸が騒ぎになっている。
日本では「マグロが食べられなくなる」と大騒ぎだが、
とはいえ、マグロがいなくなりかかっているのであれば
休漁しないとダメだろう。

と私は思うのだが、

こないだWBS(ワールドビジネスサテライト)を見ていたら、
取材ではクロマグロを安く出す店に行って、客もお店も「困る」
という反応。赤松農水省も、がんばる、みたいな発言。
ここまでは立場上そうだろうと思うが、スタジオに戻って
普段は客観的な意見を述べることが多いコメンテーターまでも
「粘り強く反対を訴えていかないと」。オールジャパンで
マグロ禁輸に反対すべき、というスタンスで結構唖然とした。

マグロ禁輸、しょうがないじゃん、というのはタブーなのか?

反対するのであれば、マグロは十分いる、とか、休漁や船の削減で
対応できる、といった証拠の提示が必要だろうに、そのへんまったく
なしで「困るから反対」では、ただのだだっ子ではないか。

なんか、脊髄反射的に「マグロ禁輸反対」って論調が多い気が
するのがとても不思議です。

もっとも、私が「やむなし」に傾くのは、それはそれでバイアスが
かかっているのかもしれない。一つは以前、Fortuneかなにかで
読んだ地中海のマグロ漁の話。マグロは産卵のときには、雌の群れが
海面にまで上がってきて、腹を見せながら卵を産むんだそうです。
そこに雄が精子を放出して受精するんだそうですが、
飛行機で見張ってると海面がマグロの腹で白く光るのでわかってしまう。
しかも、産卵場って決まっているらしいので、見張るのも
簡単みたい。で、来てるぞってわかると船がばーっとやって
きて根こそぎ捕っちゃう。
乱獲もだけど、貴重な生殖の機会を妨害するわけだから、
こんなことを続けていればいなくなっちゃうよ、と思ったのがひとつ。

もうひとつは、キャビア。ご存じの通り、カスピ海のチョウザメは
乱獲を放置したので絶滅寸前になってしまい、ワシントン条約で
厳格に取引が規制されるようになり、ほとんど入手不可能になって
しまった。もっと早くに規制しておけばよかったんじゃないのか。

まあそれ以前に、自分がそれほどマグロのトロに思い入れがない
というのもあるかもしれないなあ。今の安いクロマグロって、
スペインあたりで稚魚をつかまえていけすで不自然に太らせて
体の大部分がトロみたいになった、いわば病的なクロマグロ、
なんでしょう? そんなの、安くてもあんまり食べたいと思わないなあ。

たまに、まともなお寿司やさんで、養殖じゃないクロマグロの
中トロとか食べると、うわー死ぬほどおいしい、とは思いますけど、
それは2~3回に1回の贅沢で私は満足なんですけど、そうじゃなくて
トロをがんがん食べたいという人が日本には多いのでしょうか?

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